しがないプログラマの雑記帳

冴えないおじさんの、備忘録な雑記

フロントエンドカンファレンス関西 2025 に参加してきました

2025/11/30 に開催された フロントエンドカンファレンス関西 2025 に参加しました。 この記事では、一般参加者の目線で、当日の感想を書きます。

フロントエンドカンファレンス関西の入口にあった看板の写真

当日の様子

セッション

基調講演

基調講演は「なぜフロントエンド技術を追うのか?なぜカンファレンスに参加するのか?」というタイトルで Sakito さんが講演されました。

概要

前半では、フロントエンド技術の流行を追うのではなく、「流れ」を楽しむことが肝要だと述べられていました。
現在フロントエンド技術で流行っている技術がなぜ誕生したのか、過去の課題とその解決策の歴史を追うことで、どのような課題を解決するための技術であるかを把握しやすくなります。
これまでの流れから課題を把握して、 課題にあった技術を選定する ために、フロントエンド技術を追いかけることが大切です。

後半ではなぜカンファレンスに参加するかについて述べられていました。
インターネット上に豊富な情報がある昨今でカンファレンスに参加するモチベーションは、ただ聴講するだけでなく、登壇者や参加者同士で登壇内容について議論できることが挙げられていました。
ドキュメントには「どのように使うか」については記載されていますが、 技術を現場に落とし込む「問い」について議論できる ことが、カンファレンスならではの魅力といえます。

所感

今回の基調講演を聞いて、フロントエンド技術を追う姿勢はとても参考になりました。
フロントエンド技術の進歩は非常に速く、流行をキャッチアップするのは大変ですが、なぜその技術が開発されたのかという経緯も把握することで、現在フロントエンド開発者がどのような課題を持っているのかを知る良い手段になりそうです。
過去と現在の流れを読みながら、フロントエンド技術の変遷を楽しめたら良いなと思います。

カンファレンスに参加するモチベーションについても、あらためて認識できたと思います。
カンファレンスだけにとどまらず、勉強会にも活かしていきたいと思います。

トークセッション

レギュラートークは 2トラックの同時進行で、 LT は 1トラックでした。
特にレギュラートークは、同じ時間帯でどちらも聞きたいと思えるほど興味深いセッションが盛りだくさんでした。

本記事では、最も印象に残った なぜ僕たちのNext.js導入はうまくいかなかったのか (登壇者: 奥山 聡 さん) というトークについて紹介します。

概要

現在携わられているプロダクトは PHP の巨大なレガシーコードで構成されており、フロントエンドは Laravel の blade を利用しており、開発に苦労することがあるとのことでした。
そのため、フロントエンドの開発体験を改善するために Next.js の導入に挑戦することにしました。

まずは影響範囲の小さいところから Next.js への置き換えからスタートされました。
ログイン画面など、最初のうちはうまく置き換えが進められていました。
しかし、 Next.js への置き換えを進めるにつれて、バックエンドの複雑さがフロントエンドに影響を与えてしまい、置き換えがうまく進まなくなっていきました。

今回の Next.js の導入がうまくいかなかった原因は、そもそもプロダクトとしてアーキテクチャの全体像が不安定なことだったと述べられていました。
まずはデータベースやインフラなどの全体的な土台をしっかり改善させることが重要とのことでした。

セッションの終わりには、今回の失敗経験から、以下が重要だと述べられていました。

  • フロントエンドをバックエンドの「蓋」にしないこと
  • 「開発体験」と「価値」を混同しないこと

今回の失敗から得た学びをもとに、まずはプロダクトのアーキテクチャを見直すところから始めることになったようです。

所感

自分が現在携わっている案件も、レガシーコードで構成されたプロダクトなので、とても興味深い内容でした。
特に、バックエンドの複雑さが起因して Next.js への置き換えを進めるのが困難になっていったことが、レガシーシステムをモダンな技術に載せ替えるのがいかに難しいかを実感しました。

プロダクトそのものの全体像がいびつな構造をしている場合は、可能であれば全体のアーキテクチャなどを抜本的に見直すことが大切そうだと感じました。
とはいえ、新規機能開発や既存機能のバグ修正など、優先すべきこともたくさんあるので、プロジェクトの都合に左右されるのも否めないのが難しいところですね。

スポンサーブース

受付の真正面にスポンサーブースが設置されていて、参加者が自然とスポンサーブースに訪れるような導線になっているのが工夫されていると感じました。
オープニング開始前から、すでにたくさんの人でスポンサーブースが賑わっていました。

昼休憩の間にスポンサーブースを一通り回って、スタンプラリーの景品抽選に参加したら、まさかの当たりを引きました (笑)
意外にも、最初の当たりクジが出たとのことで、スタッフの方もやっと当たりが出て一安心と言われていました。
自分もまさか当たりを引くとは思ってもいなかったので、とても驚きました。

全体を通しての感想

魅力的なトークがたくさん聞けて、非常に満足度が高かったです。
一口にフロントエンドといっても、 HTML や CSS のモダンな機能についてや、 JavaScript フレームワークなど、様々なトークを聞けて、とても良い刺激になりました。
フロントエンドという領域の広さを実感し、そして色々な技術について知ることができて良い機会でした。

イベント全体としても、とても盛り上がっていました。
たくさんの参加者がトークの聴講やブースでの交流などをしていて、とても多くの方々が今回のフロントエンドカンファレンス関西を楽しめたのではないでしょうか。

懇親会では、フロントエンドの勉強のために高知から参加しに来た大学生さんもいて、とても驚きました。
しかも、自力で開催情報をキャッチして、自主的に参加してきたとのことだったので、将来有望ですね。

過去にも関西でフロントエンドカンファレンスは開催されていたのですが、コロナ禍の影響もあり、一旦中断してしまいました。
今回は、新生フロントエンドカンファレンス関西としての出発点となったと思います。
開催テーマで掲げられていた「出会いが共鳴し、次の誰かを動かす」が参加者に響いて、今後にも繋がっていき、関西の技術コミュニティが盛り上がっていくことを願います。


最後に

フロントエンドカンファレンス関西 2025 の開催準備から運営までに携わられたスタッフの皆さんにこの場をお借りして御礼申し上げます。
また、登壇者の方々やスポンサーされた企業様とブース担当の皆様に御礼申し上げます。

VueFes 2025 に参加してきました

2025/10/25 に開催された VueFes Japan 2025 に参加しました。
この記事では、一般参加者の目線で、当日の感想を書きます。

当日の様子

まさかの寝坊

前日入りはせず、当日の朝に Keynote に間に合うように新幹線の予約をしていたのですが、まさかの 寝坊 をしました...
7:09 新大阪発の新幹線に乗るはずが、起きたら 7時でした...
幸いにも、 Smart EX で予約の時間をずらすことはできましたが、 Keynote には間に合わない時間でした。

目覚まし時計をかけたつもりが、設定が 1日分ズレてしまっていたようで、鳴っていなかったようでした。
去年は起きられたから大丈夫と油断したのが良くなかったですね...

聴講したセッション

Keynote には間に合わなかったものの、その後のスポンサーセッションの開始時間には間に合いました。
今回の VueFes Japan 2025 では、以下のセッションを聴講しました。

本記事では、特に印象に残ったセッションについて記載します。

webpack 依存からの脱却!快適フロントエンド開発を Viteで実現する

概要

開発のスピードを上げる上でボトルネックになっていたのが、開発サーバーの起動やビルドなどに時間がかかることが挙げられていました。
この課題を解決するために、 Webpack から Vite に移行 しました。
Vite の開発モードでは esbuild を使用しており、必要なモジュールのみが動的に配信され、高速に動作します。

Vite を採用する上で、公式で推奨されている Backend Integration を利用したとのことでした。
Backend Integration を利用するための設定について、コード例を交えて説明されていました。

Vite を導入したことで、ビルド時間などを大幅に短縮できたとのことでした。
具体的には、 Webpack では 90秒ほどかかっていたビルド時間は Vite では 12秒ほど に、開発サーバーの起動に至っては Webpack では約 90 秒かかっていたのが Vite では約 2~3 秒程度 までに短縮されていました。

感想

Vite が話題になり始めた時に、特徴の 1つとして高速であることが挙げられていましたが、今回の事例を聞いて 本当に速いことを実感 しました。
特に、 Webpack のビルド時間と Vite のビルド時間の比較結果は非常に大きな差で驚きました。
開発サーバーの起動やビルドを待たなければいけないのは非常にストレスなので、 Vite を導入してこれらの時間が短縮されて開発者のストレスもかなり緩和されそうだなと思いました。

アプリケーション開発を中心に携わっていると、ビルドツールなどの設定を意識することは少ないと思いますが、ビルドの仕組みやその設定についての知識はあった方が良いと感じました。
私自身は開発環境に関する知識が乏しいので、少しずつ学んでいきたいと思います。

Vueのバリデーション、結局どれを選べばいい? ― 自作バリデーションの限界と、脱却までの道のり ―

概要

Vue のバリデーションを自作した場合、既にバリデーションルールが存在するかを知るには、バリデーションルールの実装を確認する必要があります。
しかし、バリデーションルールの数が増えれば増えるほど、調査に時間がかかってしまいます。
また、既存のバリデーションルールを活用できず、同じロジックの再実装が増えるといった問題点も挙げられていました。

そこで、バリデーションライブラリを導入することで上記の問題点を解決することを考えられていました。
Vue のバリデーションライブラリを導入する上で、候補を列挙した後、選定基準に基づいて導入するライブラリを絞り込んでいました。

必須条件となる 技術的前提条件 をクリアしているか、ライブラリの比較の上で重視する 評価指標 を定義し、ライブラリの選定が行われました。
結果として、 Vee-Validate を採用することになったそうです。

Vee-Validate を導入した後も課題は残っているようでした。
例えば、 Vee-Validate ですでに定義されているバリデーションルールが、自作のバリデーションルールでも重複して実装されていることがあります。
そのため、今後運用していく上で Vee-Validate のルールと重複して実装しているルールを見つけたら削除し、使用するバリデーションの実装で迷わないように徹底していくとのことでした。

感想

導入候補や選定基準をしっかり設けて導入するライブラリを決定していたのがとても良いと思いました。
候補を絞り込む際にも、 明確に基準を設けた上で絞り込んで おり、そこからさらに 選定基準も設定 されていて、しっかり検討されていました。

このセッションを聞いて初めて名前を聞いたものもあったので、とても勉強になりました。
また、選定基準に基づいてライブラリを比較することで、それぞれのライブラリがどのような特徴を持っているのかも知ることができました。

バリデーションライブラリの導入後も課題があったことから、問題解決は一筋縄ではいかないという現実も感じさせられました。
運用方針を定められていたので、徐々に課題も解決されていくように思いました。

オーディオアプリケーションをWebでつくる

概要

Web で音声を鳴らす方法として、 HTMLAudioElement を使う方法と Web Audio API があります。 音声ファイルを再生するだけであれば HTMLAudioElement だけで事足りますが、細かな制御を行う際には Web Audio API を利用します。 Web Audio API を使った制御の例として、 low-pass filter の実装例の解説とそのデモをされていました。

AudioWorklet を利用することで、ビルトインの制御だけでなくカスタムの音声処理も実装できます。
AudioWorklet の処理は音声処理用の別スレッドで動作するため、メインスレッドの処理の影響を受けません。
ただし、 AudioWorklet の処理を起動するためには、メインスレッドから addModule() が実行される必要があります。

また、 AudioWorklet で WebAssembly を活用することで、複雑な音声処理のパフォーマンスの向上が期待できます。
活用例として、 JUCE という音声アプリケーションの開発フレームワークを Web で利用する juce_emscripten などが挙げられていました。

感想

Web Auido API という音声を扱うための API の存在を初めて知ることができました。
具体的にどのようなことが出来るのか、デモで聞くことでより面白さが倍増しました。
私自身は音声処理については門外漢なので、 low-pass filter などの処理の知識はないですが、それでも触ってみたいと感じました。

Web Audio API の基礎概念である node については、実際に触ってみることで理解が深まりそうだと思いました。
また、 AudioWorklet が別スレッドで動くという部分については、 JavaScript のスレッドについてしっかり理解を深めないといけないと感じました。

全体を通しての感想

色々と興味深いセッションを聞けて、とても勉強になりました。
実際の活用事例を聞けたり、初めて知る技術についての話など、とても良い刺激となりました。
Keynote を聞き逃してしまったのが、本当に惜しいことをしてしまったなと思いました。

Vite をはじめとした、開発環境まわりのエコシステムなどについての知識がかなり浅いので、この辺りも徐々に学んでいきたいなとは思っています。
Rolldown や Oxc など、耳にしたことはあるけれど、それらがどういった役割を果たすかなどの知識がないので、話の内容を理解する上でも必須な知識をちゃんと身につけたいです。

英語のセッションも聴講しましたが、自分の英語の能力が足りないこともあり、ついていくことが難しかったです。
画面上に同時翻訳のテキストも出てはいたのですが、座った位置が悪かったのと、字を読むスピードが遅くて間に合わなかったので、次こそは聞き取れるように英語の勉強を頑張りたいと思います。
(英語のセッションを聞くたびに、毎回同じ感想を持っているような気もしますが...)

VueFes 2025 の会場も非常に盛り上がっていると感じました。
天気はあいにくの雨でしたが、セッションルームも立ち見になることがあるほどの盛り上がりで、熱量がすごいと感じました。
スポンサーブースも大盛況で、もっと部屋が広ければ良いな、と思うくらいどのブースもとても盛り上がっていました。

チケットが販売されていることに気づいたのが 9月頃で、その頃にはすでに懇親会チケットが売り切れになってしまっていたのが少し悔やまれました。
とはいえ、一般参加用のチケットの購入には間に合いましたし、参加して良かったと思いました。
今回の VueFes 2025 も大成功だったのではないでしょうか。


最後に

VueFes 2025 の開催準備から運営までに携わられたスタッフの皆さんにこの場をお借りして御礼申し上げます。
登壇者の方々やスポンサーされた企業様ならびに出展されていた方々に御礼申し上げます。

皆様のおかげで、とても良いイベントに参加させていただけたと思います。
改めて、感謝申し上げます。

PHPカンファレンス関西2025 のスタッフをしてきました

2025/7/18 ~ 2025/7/19 に開催された PHPカンファレンス関西2025 にスタッフとして参加しました。
この記事では、スタッフ目線での当日の感想を書きます。

前日祭

準備

前日祭の 7/18 は 13 時ごろに会場に集合して準備を開始ました。
平日 (金曜日) にも関わらず、コアスタッフと当日スタッフの 10 人以上が準備に参加していました。

主な作業は次の通りでした。

  • 参加者用トートバッグへの配布物封入
  • PHPer シールのケース詰め
  • スピーカーと個人スポンサー用の T シャツの配布準備
  • 前日祭トークルーム準備
  • 受付準備

前日祭の受付開始が 16 時からということもあり、準備に使える時間がタイトでしたが、 15 時ごろには参加者への配布物の準備は終わっていました。
かなりスムーズに準備が進められたのではないでしょうか。
そして、みんなでワイワイ作業してて楽しかったです (笑)

会場はかなりエアコンが効いていて、自分には寒いくらいでした。
上着を持ってきて正解でした (笑)

受付開始

前日祭は受付開始からそこそこ賑わいをみせていました。
金曜日とはいえ、平日の夕方だったので集客面が不安でしたが、杞憂に終わって良かったです。
セッションルームの様子を廊下から覗いた際には、そこそこ席が埋まっているように見えました。

準備とセッションルームで使っていた 3階はエアコンが寒いくらいに効いていましたが、 2階はエアコンが入っていないようでした。
冷えた体を温めるのも兼ねて、受付の様子を時々確認していました (笑)

前日祭終了

特に大きなトラブルもなく前日祭を終えられて一安心でした。
最低限の片付けをしたあと、会場近くで自分を含めて 6 名程度のスタッフで夕飯を食べに行きました。
そして、いよいよ明日が正念場だなとも感じました。

当日

受付準備

前日祭では、当日に使う部屋が一部抑えられなかったため、それらの部屋は当日の朝に準備が必要でした。
スタッフの集合時間は 朝 8:30 でしたが、私は宿を取らなかったため、 7:20 には家を出る必要がありました。
朝起きれるか非常に不安でしたが、ちゃんと起きられて良かったです。

一般参加者の受付開始が 9:30 からだったので、 1時間程度しかありませんでしたが、スタッフみんなで協力して、大きなトラブルはなく準備できました。

受付開始

受付開始直後は名札作成スペースでの滞留が少しあったものの、概ねスムーズに受付が進んでいたと思います。
特に大きなトラブルは起きていないようでした。

今年は前日祭を設けたこともあり、多少受付の負担を分散できたのかなと思います。
また、受付でのチェックインと PHPer シールの配布などの役割を分担することで、人が停滞する時間を少なくできたように思います。
そして、去年の経験をもとに、シール配布の改善も施されていたことも効いていたと思います。

午前中

杉本啓 さんの基調講演がオープニングの直後に行われるということもあって、午前からたくさんの参加者の方々が来場していました。
基調講演は今回の目玉企画のひとつだったので、たくさんの人に聴講にしてもらえて安心しました。

午前中最後のセッションのうち、 1つのトークルームでプロジェクターがなかなか映らないトラブルの対処が結構大変でした。
最終的には映ったものの、 25 分遅れての開始になってしまいました。

なかなか開始できなかったので、運営側では時間枠をずらすか相談していました。
運営本部とルームの状況を共有しながら、判断を待っていましたが、画面が映る方が先でした。
幸いにも、午前中最後のセッションで、 25 分遅れなら午後のセッション開始に影響しないので、そのまま進めることになりました。

トークの開始を待つ間、当日スタッフの こいほげ さんが場をつないで、ルームを盛り上げるアイスブレイクとなりました。
この日の一番のビッグファインプレーだったと思います。

ランチセッション

思ったよりたくさんの人が聞きに来られて、盛り上がりをみせていたようで安心しました。
また、ランチセッション用の軽食が結構豪華でびっくりしました (笑)
軽食の提供準備が少し大変でした。

昼休みにランチマッチングの企画が競合してしまっていたので、ランチマッチングの方は盛況とはいかなかったようです。
同じ時間帯に競合する企画を設定してしまったのは反省点ですね。

何はともあれ、ランチセッションは無事に盛況で終わって良かったです。

午後

午後は特に大きなトラブルもなくセッションが進められました。
並列 4 トラックでセッションが進行していましたが、特にトラブルもなかったように思います。

15 時半ごろから、スタンプラリーの景品交換も開始しました。
スタンプラリー企画にどの程度の人が参加するのか少々不安ではありましたが、多くの人にに参加していただけたようです。
景品交換の抽選も結構盛り上がっていました。

懇親会

本編の最中は運営業務でバタバタしていて、参加者の方々と話す時間があまり取れなかったので、懇親会ではたくさんの方とお話できて良かったです。
初めてお会いした方々にも、 PHPer シールをきっかけに話したりできたように思います。

時間が限られていたこともあって、ご挨拶できなかった方々もいたので、また別の機会にお声がけしたいなと思います。

全体を通しての感想

無事に開催できて良かったというのが大きな感想です。
そして、去年に比べて終わってからの疲労感もかなり大きかったです。

当日まで運営側では結構バタバタしていた印象でしたが、 X でイベントのハッシュタグを追ってみていた感じでは、イベントは成功と言えそうな感じでした。

開催に向けての準備でも直前まで結構慌ただしかった印象が強かったので、当日うまくイベントがうまく回らなかったらどうしようとやや不安でしたが、なんとか成功に収められて良かったです。
今年は、去年の開催ノウハウがあるから準備にそこまで苦労しないと思っていましたが、世の中そんなに甘くはないですね (笑)

午前中の映像トラブルはすごく焦ったこともあって、今回の運営で一番印象に残りました。
スタッフで貸し出せる PC を持っている人がいないか走り回ったのですが、 PowerPoint が入っている PC を持っているスタッフを探すのが意外と大変でした。
最初に声をかけた 4, 5 人くらいは MacBookPowerPoint が入っていない環境でした。

これだけスタッフいて、「そんなことある?」ってなっていました (笑)
いや笑い事じゃないんですがね...

なんとか映像が映って開始できる状態になったときは本当にホッとしました。

開催準備も含めて、色々と反省点は多いので、しっかり振り返って来年に活かせられればと思います。


謝辞

今回の PHP カンファレンス関西 2025 の開催にあたって、忙しい中でも時間を割いて開催準備にあたっていただいたコアスタッフの皆さんに感謝いたします。
また、当日の運営の手伝いに参加していただいた当日スタッフの皆さんに感謝いたします。

今回のイベントのために登壇準備をしていただいた登壇者のみなさまに感謝いたします。
また、本イベントに向けてのプロポーザルを提出していただいたみなさまに感謝いたします。

イベントを開催する上で運営費用のサポートやブース出展の準備などにあたっていただいた個人スポンサーおよび企業スポンサーのみなさまに感謝いたします。

本イベントに興味を持っていただき、多くの方々にご参加いただきました。
イベントを盛り上げていただいた参加者のみなさまに感謝いたします。

最後に、運営開催に向けてスタッフを引っ張ってきた実行委員長の あかつか さんと、副実行委員長の かほ さんに感謝いたします。
そして、委員長のサポートに回っていただいた かのう さんに感謝いたします。

この場を借りて、今回のイベント参加者みなさまへの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

PHP Conference Japan 2025 に参加してきました

2025/6/28 に開催された PHP Conference Japan 2025 に参加してきました。
この記事では、会場の様子や感想などについて記載します。

聴講したセッション

今回の PHP Conference Japan 2025 では、以下のトークを聴講しました。

純粋 vs 副作用 〜 PHPはなぜ難しいのか?

概要

私達が学校で学ぶような数学的な関数は、計算結果が常に同じになります。
PHP における関数には、同じ引数を渡すと結果が常に同じになる (冪等性) ものと、副作用を及ぼすものがあります。

副作用には、関数の返却値が呼び出すごとに常に一定とは限らないもの、変数やファイルなどの外部に影響をおよぼすものなどがあります。
一方、冪等性をもち、副作用をもたない関数を 純粋関数 といいます。

現実のソフトウェア開発において、ユニットテストが簡単にかけない原因として、 テスト対象の機能で副作用のある関数が存在する ことが挙げられます。
副作用のある関数が存在することで、 実行結果を予想しづらく なり、テストを書くことが難しくなります。

DI などで副作用のある部分を切り離し、副作用のある関数を mock などで差し替えることでテストしやすくなります。
副作用を持つ関数などの制御が難しいものは、制御できるようにブレークダウンすることが重要です。
そして、制御しやすい基本単位が純粋関数です。

感想

現実のソフトウェア開発において、ユニットテストが実装しづらい理由と、その解決方法についても話されていた点がとても良いと思いました。
特にユニットテストの実装などの経験が浅い人にとっては、現実のソフトウェア開発においてユニットテストを書くのが難しい原因が分かるきっかけになるのが良いと感じました。

PHPStan でそれぞれの PHP の標準関数が純粋関数であるか判定する機能や、 PHPDoc の @pure タグで純粋関数としてみなす機能があることは初めて知りました。
特に、 @pure がついた関数で副作用がある場合に警告が出るのはすごいと思いました。

低レイヤを知りたいPHPerのためのCコンパイラ作成入門 完全版

概要

セッションの冒頭では C コンパイラの仕組みや機械語の概要を説明されていました。
そのあと、 PHP で C コンパイラを実装する初歩の段階として、終了コードを指定するアセンブリ言語のプログラムを生成する実装例が挙げられていました。

初歩の段階では、プログラムの文字列を先頭から順に処理する方法が紹介されていましたが、カッコなどの優先順位などの扱いが困難です。
そこで、 字句解析構文解析コード生成 について説明されていました。
それぞれの処理順序は次の通りです。

  1. 字句解析で C プログラムのソースコードトークン単位に分割
  2. 字句解析で分割されたトークンを構文解析器で抽象構文木 (Abstract Syntax Tree) に変換
  3. 抽象構文木アセンブリ言語に変換

感想

個人的に、今回の PHP カンファレンス Japan で最も気になっていたセッションが聞けて満足しました。
PHP で C コンパイラを作るという試みはとても興味深いものでした。
原理的には可能とはいえ、完全に C の言語仕様を網羅したコンパイラの実装への道のりはかなり長いのだなと、あらためて感じました。

字句解析や構文解析の基礎知識は有していましたが、アセンブリ言語は触ったことがないので、学びの導入のきっかけとして良いなと感じました。
また、発表の内容自体が、大学の講義で学ぶプログラミング言語論の内容に含まれているので、情報系の学生にとても参考になりそうだと思いました。

スポンサーブースの様子

今回はスポンサーとして参加したので、そこそこの時間をスポンサーブースで過ごしました。
まだ慣れていないということもあって、ブースでの説明がうまくできないので、次はある程度まとめておきたいなと思いました。

国内の PHP 系のカンファレンスで最大規模ということもあって、やはりスポンサーの数も多く、賑わっている感じが良いなと思いました。

全体を通しての感想

今回は聞くトークを予め絞って決めていたので、スポンサーブースにいる時間とトークを聞きに行く時間をいい感じに取れたかなと思います。
懇親会も含めて、充実した一日が過ごせました。

クロージングの宣伝タイムで、 PHP カンファレンス関西 2025 の宣伝をさせていただきました。
あの広い会場で初めて話しましたが、とても緊張して、声も思ったほど出ませんでした。
広いステージで声をちゃんと届くように話せるスピーカーの凄さを、身を持って実感しました。

最後に

昨年の開催から半年という短い期間の中で、無事に開催されたのも、運営スタッフの皆様のおかげです。
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にお疲れ様でした。

PHPカンファレンス小田原2025 で登壇してきました

2025/4/12 に開催された PHPカンファレンス小田原2025 に登壇者として参加してきました。
この記事では、会場の様子や登壇した感想などについて記載します。

登壇について

PHP で学ぶ OAuth 入門 というタイトルで、 OAuth についての基礎的な概要について発表しました。
OAuth の処理の流れの概要を、簡単な実装例を交えて説明しました。

初のプロポーザル通過

過去に何度かプロポーザルを提出したことはありますが、今回が 初めての採択 でした。
採択のメールが届いた時は非常に嬉しかったです。
それと同時に、 実は自分がメールの文章を読み間違えていないか、メールの本文を入念にチェック していました。
自分に来ているメールは非採択の連絡なのに、間違って採択通った後の手続きをしていないか何度もチェックしていたのは、ここだけの話ですw

プロポーザルを出してもなかなか通らないという方もいるとは思いますが、改善点はどないかを振り返って、 諦めずにチャレンジ してもらいたいです。

発表内容

発表の持ち時間 20分で、以下の内容を発表しました。

  • OAuth についての概要
    • 認証と認可について
    • OAuth とは
    • OAuth を利用している実例
    • OAuth の強み
  • OAuth の処理フロー
    • OAuth 2.0 の authorization code における処理フローを説明
    • 図とコード例を用いてそれぞれの構成要素の処理内容と流れを説明

発表資料は こちら に公開しています。

speakerdeck.com

感想など

発表前の 2時間くらい前から、緊張を感じ始めました。
登壇自体は普段の勉強会でそこそこ回数はこなしているはずなのですが、 初めての採択 ということもあってか緊張しましたw

セッションルームで接続チェックをしているタイミングで、すでに知っている人たちが近くにいて、ちょっとした雑談をできたのはありがたかったです。
おかげで場の雰囲気を事前に温められて、本編も比較的スムーズに話せたと思います。

発表については、話す内容が飛んだりすることもなく、 発表内容をすべて時間内にきっちり収められた ので良かったと思います。
導入部分で小ネタを交えて、 ちゃんと受けたので満足感が高かったです。

発表後の Ask the speaker でも フィードバック をもらえて非常にありがたかったです。
そして、 1分間フィードバックや X にポストされていた感想なども読んで、 知識を整理できたわかりやすい などといった声があったのも嬉しかったです。

今回の反省点は、 準備不足 に尽きると感じています。
自分の知識不足や理解があいまいな部分を、登壇までに十分補い切れなかったのが悔しかったです。
せっかく良いトークテーマを選んで、理解のしやすい説明をできていただけに、もったいなかったです。

今回の登壇を通して自分が感じたものを糧に、次の機会に活かしたいと思います。

ちょっと面白いことを言うおじさんにとどまらないように、 聞いた人にとって価値のある 発表をする面白いおじさんになれるように頑張ります。

初めてのスポンサーブースからの視点

今回は登壇者だけでなく、スポンサーとしても参加していました。
スポンサーとして参加するのも、今回が初めてでした。

スタンプラリー企画では、いつもは集める側でしたが、 今回はスタンプを押す側で新鮮でした。
時間帯によって波はありましたが、そこそこ人がスポンサーブースに訪れていたので、たくさんスタンプを押しました。
(セッションの聴講のために席を外したりもしたので、割と離席していましたが... 😅)

どんな感じで声を掛ければ良さそうなのか、ブースを訪れてくれた人にどのように話せば良いか、少しずつ経験を積んで学んでいきたいと思います。

ぺちおだ大合戦

参加者でランダムに割り振られた 3人1組のチームを作り、チーム対抗でアクティビティの得点を競う企画に参加しました。
PHP や小田原についての問題を協力して解いたり、チーム対抗で HTTPステータスコード百人一首 で枚数を競ったりしました。

チームメンバーは こいほげ さんと hamaco さんでした。
経験値の高いお二人で、非常に心強かったです。

3人で協力して、 優勝 という結果を得られてとても嬉しかったです。
こいほげさんと hamaco さんのお二人が安定感のある活躍をされていましたし、私も意外と活躍できました。

優勝景品はお高いかまぼこと、 SQLビルダー というカードゲームでした。
かまぼこは郵送してもらえるとのことで、届くのが非常に楽しみです。
また、SQLビルダーは 1セットで最大 3人まで遊べるみたいなので、私が運営している勉強会コミュニティで、交流を深めるツールとして活用したいと思います。

SQLビルダーの写真
景品の SQLビルダー

ぺちおだ大合戦の企画、すべてが楽しかったです。

全体を通しての感想

とにかく、初めて プロポーザルが採択されて登壇する という経験ができて良かったです。
無事に登壇を終えられてほっとしました。
自分の登壇を終えたあとは、解放感からか、疲れが一気に来ました (笑)

自分の発表以外にも、スポンサーブースにいたり、他のトークを聴講したりと充実した一日でした。
おかげで 一日があっという間 でした。

最後に

充実した一日を過ごせたのも、ひとえに運営スタッフの皆様のおかげです。
準備から当日の運営まで、お疲れ様でした。
この場でお礼申し上げます。

今回、初めて登壇者として参加し、色々と勉強になりました。
聴講に来てくださった方、フィードバックをくださった方、ありがとうございました。


自分の登壇が終わって、一つ肩の荷が降りた気がします。
その一方で、自分がスタッフとして関わっている PHP カンファレンス関西 2025 のプロポーザル募集が集まるかドキドキしています。

PHP カンファレンス関西 2025 のプロポーザル募集の締切は 2025/4/20 23:59 までです。
締め切り間近ですので、応募をお考えの方はお早めに!

たくさんのご応募、お待ちしております!