しがないプログラマの雑記帳

冴えないおじさんの、備忘録な雑記

「〇〇世代」という言葉にいい印象が持てない

ここ 1, 2年ほど、インターネットの記事のタイトルなどで、「Z世代」という単語を見かけるようになった気がします。 大抵の場合、記事の内容は Z世代の若者の価値観についての分析のことが多いように思います。

このような記事を見かけるたびに、自分は Z世代でないにも関わらず、少しもやっとした気持ちになってしまいます。 遠回しに「最近の若者は」といったように悪く見られているような気がしてしまうんですよね...
(傾向の分析をして、どう付き合っていくのが良いかというだけの記事であったとしても)

Z世代に限らず、さとり世代のときもそうでした。 その世代の人たちを悪く見ているような気がしてならなかったのだと思います。
(決してそういった意図がなかったとしても)

自分が該当するかに関わらず、「〇〇世代」という言葉にいい印象が持てないのだろうなと思いました。

「ゆとり」と言われて育ってきた

筆者自身は、いわゆる「ゆとり教育」を受けてきた「ゆとり世代」と呼ばれる人間です。 学校で習っていなくて知らないことがあると、親から「ゆとりだな」と言われてきました。 そのたび、「そんなことも知らないのか」と言われているような気分になりました。
(実際、そういう意図だったのだと思いますが...)

家庭だけでなく、世間的にも「ゆとり世代」はネガティブな印象を持たれていたように思います。 もはや 20年近く前の記憶でかなり曖昧ですが、テレビ番組では時々ゆとり教育について取り上げられていたおぼえがあります。 学習範囲が狭くなり、授業の時間も減って学力が低下しているという内容で、 ゆとり教育を受けている学生にネガティブな印象を生むようなものだったと思います。

最近は「ゆとり世代」という言葉を聞く機会はほとんどなくなりました。 それでも、「ゆとり世代」という言葉を聞いたら、嫌な気分になってしまうと思います。

このような背景もあって、「〇〇世代」という言葉にいい印象が持てないのだろうなと思います。

「〇〇世代」って言葉は必要なのか

筆者自身としては、前述の通り「〇〇世代」という言葉にいい印象がないので、不要に感じるのが正直なところです。 「ゆとり世代」って揶揄されて、ネガティブなレッテルを貼られてきた身からすれば、 「〇〇世代」ってひと括りにされて勝手にレッテルを貼られるようなことがない方がいいと思います。

もちろん、「〇〇世代」という言葉が必ずしもネガティブな意味で使われるわけでもないのかなと思います。 若い人たちの考え方や価値観がどういう傾向なのかを把握するために、〇〇世代と名前をつけて傾向分析をしている側面もあるのかなと思います。
特に、年配の人たちが若い新入社員との価値観のズレを知りたいというニーズがあるのかなと考えます。

とはいえ、それぞれの世代の人たちが全員、同じような考え方や価値観を持っているとも限らないし、 「〇〇世代」というステレオタイプが余計なノイズになって、かえってコミュニケーションエラーにもなりうるんじゃないかなと思います。

いっそのこと、「〇〇世代」というステレオタイプを捨てたほうが、多少はその人をちゃんと捉えられるのではないでしょうか。

筆者自身はコミュニケーションに苦手意識があって、あまり人と積極的に話すタイプではないので、説得力は皆無かもしれません。 それでも、今の筆者自身が自分なりに感じたこと、考えたことを書き留めとこうと思い立って、この記事を書くことにしました。

将来の自分の考え方がどのように変わっていくかはわからないけれど、自分の感じたネガティブな気持ちを、 他の人に与えないような人間でありたいと思います。