へっぽこ社会人4年生がプログラミングを頑張る

へっぽこ社会人4年目がプログラミング系統を中心に書きたいことをつらつらと書きます

Raspberry Pi のWi-Fi設定についての備忘録的なもの

自宅のネットワーク環境を一新したので、自分のRaspberry Piのネットワーク設定も変更したのですが、以前の環境で固定IPの実験をしていたので、DHCPに一旦直すのに手こずってました。 そこで、備忘録的な感じで、Raspberry PiでのWi-Fiの設定について書いてみようと思います。 今回想定する環境は、Raspbian 8.0 (jessie)です。

Wi-Fiの設定

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf内に、接続するWi-FiSSIDパスフレーズを指定します。 以下はSSIDhoge_networkパスフレーズhoge00000piyoとします。

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf内に追加
network={
        ssid="hoge_network"
        psk="hoge00000piyo"
}
DHCPを利用する場合の設定

/etc/network/interfaces内に、wlan0というインタフェースでDHCPを使うように設定します。

以下はDHCPで設定する場合です。

allow-hotplug wlan0
# DHCPの場合
iface wlan0 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
固定IPの場合の設定

/etc/dhcpcd.conf内に固定IPに関する設定を記述します。 Raspbian 8.0以前では、/etc/network/interfaces内に固定IPに関する設定を記述するようです。 以下はIPアドレス192.168.1.5(ネットマスクは255.255.255.0)に固定し、ルータとDNSサーバが192.168.1.1の場合の設定です

/etc/dhcpcd.conf内に追加
# Wi-FiでのIPアドレスを固定
interface wlan0
static ip_address=192.168.1.5/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1

上記のDHCPを用いる場合は、/etc/network/interfacesを編集していますが、固定の場合は、以下のようになるはずです。

/etc/network/interfaces
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

設定を反映するには、ネットワークを再起動します。 今回はwlan0を再起動します。 以下のようにコマンドを実行することで、wlan0を再読み込み出来ます。

# ifdown wlan0
# ifup wlan0
# 

固定IPにした時に、/etc/dhcpcd.confに変更を加えた事をすっかり忘れていて、/etc/network/interfacesで固定IPの設定がされていると思い込んでいました。(固定IPに設定を加えた当時、わけも分からず/etc/network/interfacesにも固定IPの設定を記述していました...) おかげで、固定IPからDHCPに設定し直す時に、/etc/dhcpcd.confの修正前の設定が反映され、しばらく悩んでいました... 固定IPに設定する方法で調べて、やっと/etc/dhcpcd.confの内容を修正して、インターネットに接続出来ました... 個人的な内容が含まれていましたが、とりあえず解決したので、今回はここまで。